全部わかりますか?ペーパードライバーのための道路標識 1
道路標識って?
道路標識の3種類
教習所の時には習ったような気もするけど、細かくまで習わなかったような。。。
学科試験の時には出てきたかもしれない。。
そう、車じゃなくても道を走れば必ず見るアレ、道路標識です。
みなさんは全部わかりますか? これは交通標識の一覧です。
まだ細かい標識はたくさんありますが、こんな感じです。
おおまかに言うと、
周りが赤色は「ダメ」なことが描いてある標識。
黄色いのは「注意してね」という標識。
青色は「描いてあるようにしてね」という標識。
色使いは信号と同じですね。
でも、細かく見ると違いがあります。わかりますか?
赤と白の標識
これは「通行止め」です。人も自転車も車も入ってはいけません。
似ていますが、これは「車両通行止め」。車、バイク、自転車も車両なので入ってはダメです。
これは「車両進入禁止」。一方通行の出口にあります。
みんな似た感じですが、赤白の標識がある道には入らないようにしましょう。
赤・白・青の標識
つぎに、この標識です。
「赤いふちどりナナメ線」に「クルマ」のマーク。 そう、「クルマ」だけが「進入禁止」のマークです。 なので、バイクや自転車は行って良いです。
バリエーションとして、このクルマの絵柄が、トラックになったりバイクになったりします。
赤・青の標識
続いて、赤と青の組み合わさってる標識。
これは「駐停車禁止」です。
次は「駐車禁止」です。
「駐停車禁止」は、「走ってもいいけど止まっちゃダメよ」という意味です。
「駐車禁止」は、駐車ができないけど、5分以内の荷物の積み下ろし・人の乗車のための停止・運転者がすぐ運転できる状態等の停止は可能、という意味。
そんなに覚える必要はなく、大体は見ればわかりますよね。
ちなみにナナメ線は、左上から右下に描かれています。「\」と「〇」で、「NO」を表していると言われます。ちょっとしたマメ知識。
青と白の標識
これは青いので、「左折とまっすぐだけ進行して」という標識です。右折はできません。
この標識の場所で右折をしてしまうと捕まります。わかりやすいですね。
あまり見ませんが、こんなのもあります。
これは、「前に描いてあった規制は、ここで終了」という意味です。
上と下の標識は同じ意味です。
文字で「区域ここまで」と書いてあるところのほうが多いと思いますが、こんな標識です。
右を向いた矢印だと、「区間ここから」の意味です。
黄色と黒の標識
黄色と黒は、道路にまつわるいろいろな注意が書いてあります。
左列から「十字路があります」「丁字路です」「子供が通ります」「信号あります」「ふらつき注意」「車線や道幅が狭くなります」などです。
細かいですが「T字路(てぃーじろ)」ではなく、正しくは漢字で「丁字路(ていじろ)」と書きます。
Tシャツ、Yシャツがあるのでごっちゃになりやすいですね。
ちなみにワイシャツとYは関係ありません。
ホワイトシャツを外人が発音したときに、ワイシャツと聞こえたのが始まりです。アメリカンから来た粉がメリケン粉、ソーイングマシーンがミシンになったのと同じです。豆知識その2。
こんな標識はわかりますか?
狭山丘陵・多摩湖の南側にある住宅地。かなり急こう配の標識です。
「37%」ってわかりづらいですよね。
これは角度ではなく、「100メートル行くと37メートル下がりますよ」という意味です。
もちろん逆向きもあるので、37メートル上りもありますよね。
37メートルですよ!
「100メートル進むうちに10階建てのビルを登っちゃう」ということです。
どれだけ急なんでしょうか。
スキーのジャンプ台くらい?
おまけ
以下はその急坂の写真です。
住宅地の細い道です。
横のブロック塀の角度を見ると、坂がいかに急なのがわかります。
車は通れませんが、自転車マークに止まれの文字が。
わたしが自転車に乗ったままなら、確実に頭から突っ込みます。絶対に止まれません。
ここは車も走れます。「急こう配注意」の看板が目に入りますが、ブレーキ踏みっぱなしですよね。
こんど機会があったら、実際に行って確かめたいと思います。
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