ペーパードライバーも覚えておきたい、渋滞の過ごし方

そもそも渋滞は何で起きるのか?

巷はGW真っ只中です。クルマで遠方へ出かける方も多いと思います。

連休中の運転で、ドライバーの頭を悩ませるのが道路の渋滞です。5月の大型連休だけでなく、年末年始やお盆休みなどは、渋滞のニュースはつきものになっています。

渋滞にハマってしまうと、ストレスや普段以上に疲れを感じる上、せっかくの休暇も気分は台無しです。

そもそも、どうして渋滞は起きるのでしょうか?

高速道路での渋滞の原因の第一位は?

高速道路での渋滞の原因第1位は「サグ部・上り坂」での渋滞です。

「サグ部」とは日常ではあまり聞きなれない言葉ですが、英語で「たわみ」という意味のsagに由来します。

高速道路上で緩やかに上り下りが連続している部分のことを「サグ部」と呼びます

100メートル進むうちに、ほんの数メートルだけ上昇、下降をしているので、普通に走っているとなかなかこう配に気づきません。
ドライバーは特に上り坂だとは認識していないので、アクセルはそのまま。いつのまにかクルマのスピードが落ち、後続のクルマもスピードが落ち、と、渋滞が発生してしまうのです。


さらに、車間距離が詰まった時に慌ててブレーキを踏むクルマがあった場合は、後続のクルマに波及して、さらに強くブレーキを踏ませます。その連鎖がさらなる渋滞を引き起こすのです。

サグ部・上り坂での渋滞を防ぐ方法は、「適切な車間距離」です。

適切な車間距離を開けていた方が、急ブレーキを減らせて、スムーズな走行となります。

にわかには理解しがたい逆説的な話ですが、これはいろいろな実験も行われていて論証も多数存在します。

独りよがりの運転をしない、ということと合わせて、ペーパードライバーも覚えておきたいことです。

渋滞に巻き込まれたらどうする?

そうはいっても渋滞に巻き込まれてしまったら。

さて、何をして時間をつぶそうか。

難問です。

「お気に入りの音楽をかける」「なぞなぞ」「前の車のナンバーを足したり引いたりしての計算大会」

今はスマホがあるので、時間つぶしの方法もたくさんあると思います。

ちなみに、わたしの場合。

どうしても音楽は飽きてきます。やはり人の声が聞こえたほうが、長時間飽きずに過ごせます

ラジオを録音したものや、落語を聞いている方が飽きずに過ごせます。

昔のくりいむしちゅーのANNは別ですが、伊集院光の深夜の馬鹿力、アルコ&ピース、オードリーなど、ラジコでも聞けるので、良い時代になりました。

人数がいれば、大喜利大会も楽しいと思います。

アマゾンプライムに入っていれば、電子書籍の読み上げサービスもあります。

なかなか読めなかった本も、聞けばはかどります。

まとめ

渋滞に巻き込まれたとき、渋滞のことだけを考えてしまっては、よけいにストレスが溜まります。

気分を切り替えて、楽しいことを考えてみましょう。

ひとりならひとりの、だれかと一緒なら、その人との、そんなに濃密な時間はなかなか持てないと思います。

気分をポジティブに切り替えて、車内を楽しんでみてください。