ペーパードライバーは、なぜ運転が苦手なのか?

そもそも、ペーパードライバーとは?

ペーパードライバーとは、免許は取得したものの、運転に自信を持てなかったりして、運転から遠ざかってしまった人のことを指します。単に運転が苦手なだけに思えますが、そもそも、なぜそうなってしまうのでしょうか?

彼らが運転を避ける理由や苦手意識の背景には、深い心理が存在します。

本記事では、ペーパードライバーの心理を解剖し、彼らが運転を苦手と感じる理由に迫ります。また、運転の苦手意識を克服するための方法やサポートについても考察します。

では、運転が苦手な人々の心の中に秘められた思いは何なのか、彼らが安心して運転できる社会への道筋を探っていきましょう。

ペーパードライバーの心理的背景は?

運転に対するトラウマ

ペーパードライバーにとって、運転に対するトラウマは避けられない要素です。事故や怖い経験をしたり、他人が遭遇したトラウマを聞いたりすることで、運転に対する恐怖心が生まれます。

また、教習所で怒られたり、同乗した家族に怒られたりして、運転そのものが嫌になってしまうこともあります。

自信の欠如と劣等感

運転が苦手な人々は、自分自身に対して自信を持てず、劣等感を感じることが多いです。運転していても、妙に遠慮してしまうのです。

自分の運転技術に自信がないため、他のドライバーと比較して自分自身を見下してしまうことがあります。

はじめから運転が上手な人なんていないのですが、前項のトラウマなどが関係し、自分で運転のハードルを高くしてしまう傾向があります。

失敗への恐怖と過度の緊張

ペーパードライバーは、運転において失敗をすることをとても恐れます。

そのため、運転中に過度な緊張を抱えてしまい、うまく運転できないことも少なくありません。はじめはみんな運転にギクシャクするものですが、逆に過度の緊張が運転能力を低下させることもあります。

まじめな人のほうが、失敗やまわりに迷惑をかけることを気にしすぎてしまいます。

ペーパードライバーの運転を避ける理由

安全への意識とリスク回避

ペーパードライバーは安全への意識が非常に高く、リスクを回避することを重要視します。もちろん悪いことではありません。

しかしながら、過度に交通事故の危険や他のドライバーの過失による事故の可能性を恐れ、運転を遠ざけてしまいます。運転のうまい家族に同乗してもらったが故、過度にダメ出しされて運転が嫌になってしまうなど、家族や配偶者が運転をあきらめさせることも多くあります。

便利な代替手段の存在

都会に住んでいると、公共交通機関や配車サービスの充実により、運転をしなくても移動手段が確保できてしまいます。

都会に住んでいるペーパードライバーは、公共交通機関を利用することで、運転を避けることができます。

そんなに怖い思いをするなら、ほかに方法はたくさんある、ということです。

社会的プレッシャーと周囲の期待

繰り返しになりますが、まじめな人ほど周りを気にしすぎてしまいます。

社会的なプレッシャーや周囲の期待も、ペーパードライバーが運転を避ける理由の一つです。安全に、上手に運転しなくてはならないと思いすぎて、プレッシャーを感じることで、運転を避ける選択をしてしまいます。

ペーパードライバーの苦手意識を克服する方法

経験を積む

運転に対する不安を減らすためには、経験を積むことが重要です。徐々に慣れるために、低交通量の場所や安全な環境での運転から始めましょう。時間をかけて段階的に難易度を上げていくことで、自信をつけることができます。

ペーパードライバーズ・ラボZでは、待合せ指定駅を設定しています。車の少ない場所も調べてありますので、安心してスタートできます。

適切な教習を受ける

ペーパードライバースクールでの適切な指導を受けることは、自信をつけるために重要です。

経験豊富なインストラクターによる指導や安全運転のテクニックを学ぶことで、運転に対する恐怖心を軽減することができます。何が、どう危険なのかが理解できれば、闇雲に運転を怖がらなくなります。

交通ルールを改めて理解することで、歩行時や自転車での、自らの安全向上にも役立ちます。

心理的なサポートを求める

コーチングを受けることで、運転に対する恐怖心を拭い去ることができます。

完全に運転を舐めてもらっては困るのですが、専門家と話すことで、恐怖心のルーツを理解し、克服するための具体的なアプローチを見つけることができます。自分の運転のクセや、何がどう危険なのかを理解できます。

ポジティブな思考と自己肯定感の醸成

自分自身に対してポジティブな言葉や思考を持つことが大切です。失敗やミスを恐れず、自分の成長や努力を評価することで、自己肯定感を高めることができます。

ペーパードライバーズ・ラボZは、けっして声を荒らげるようなことはしません。リラックスして、運転が楽しいと思うからこそ、技術も上達すると考えます。

ゆっくりと無理せず進む

克服には時間がかかる場合もありますので、焦らずに自分のペースで進むことが重要です。他人と比較するのではなく、自分自身の成長を見守りながら、段階的に挑戦していきましょう。何度でも、納得行くまで練習できます。

まとめ

先ほども書いたよう、マジメで失敗を恐れる人ほど、運転から遠ざかってしまいます。

また、運転は「ブレーキを踏んで確認しつつ、カーブを曲がる。カーブの立ち上がりではアクセルを踏む」というように、同時にいくつかの行動をしなければなりません。

こどもの頃から集中力がありすぎる人ほど、同時並行的な行動が苦手かもしれません。

ですが、思考・行動にも順番があります。ペーパードライバーズ・ラボZでは、ひとつひとつの動作をかみ砕いて、理論的に解説していきます。決して無理なドライビングテクニックを強要することはありません。

集中力が運転の恐怖心を克服するには個人の状況やニーズに合わせたアプローチが必要です。適切なサポートを受けながら、自分のペースで取り組むことをおすすめします。

ペーパードライバーズ・ラボZは、運転に自信のない、あなたのためのプライベートレッスンです

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ペーパードライバー講習は、転ばぬ先の杖。焦って事故でも起こせば、よけいに高くついてしまいます。

少しでも不安を抱えた、あなたからのご連絡、お待ちしています。

2024年11月 追記

以前のお客様で、脳科学者の方がいらっしゃいました。

いろいろな説明と練習の最中、こんなことを仰っていました。

練習してみてわかるんですけど、運転でも何でも身体を使うこと、脳って最初は大脳で考えながらやるんですよ。

でも70数時間経つと、小脳のスポーツなんかを司る場所に記憶が移動するんです。そうすると、大脳でいろいろ考えながらやっていた動作が、考えなくても自動的に体が動くようになるんです。それが感覚でできるってことです。

そして一度、小脳に移動したものを、今度は大脳を使って言葉にするほうが難しいんです。スポーツが感覚でできちゃう人って説明が下手じゃないですか。バッ!とかスッ!とか擬音ばっかりになっちゃって。

だから一度運転出来るようになって感覚でできちゃうと、今度は自分ができるからって説明はできないんですよ。

自転車の乗り方を説明して、って言われてもできないですよね。

それで家族に運転を教わろうとしてケンカになるんでしょうね。

なるほど。脳にはそんな理屈があったのか、と勉強になった次第でした。

ご両親や旦那さん、奥さんと、いらぬケンカを起こすくらいなら、ペーパードライバー講習を受けてみてください。